今こそ必要な起業家精神とは?起業家精神の必要性と特徴について解説!
こんにちは、学生起業家のマックスです。
今回は起業家精神について解説したいと思います。
起業家精神について
みなさん、起業家精神という言葉を聞いたことがありますか?
起業家精神とは英語でアントレプレナーシップといい、
「自ら新しく事業を興す精神」のことを指します。
そのため自ら事業を立ち上げる人は起業家、すなわちアントレプレナーと呼ばれます。
最近日本ではこの起業家精神のある人材不足が問題として危ぶまれています。
2016年に経産省によって発表された調査によると、日本における起業活動の浸透率は
他の先進国に比べて低い水準であると言われています。
また、このような背景には経済が安定したことによる雇用の増加や、失敗に対する恐れがあります。(参考:平成27年度 起業・ベンチャー支援に関する調査 起業家精神に関する調査)
ちなみに筆者はタイに留学に行った事があるのですが、現地の学生は自分で商品を作ったり、製品を仕入れて自らインスタグラムなどのSNSを用いてマーケティングを行い販売するEC事業など起業家精神旺盛な学生が多くいました!
起業家精神を持った人の特徴
これまで起業家精神とは何かについて説明してきましたが、起業家精神を持った人というのは一体どんな特徴があるのでしょうか?
行動力がある
「行動力がある」というのは自ら事業を興す人にとって不可欠な素養です。事業を興すにしても課題設定から仮説検証、仲間集め、ユーザー集め、投資家からの資金調達などしなければいけない事が山ほどあります。そのため、圧倒的な行動力が起業家の成功を左右していると言えます。
責任感がある
起業家は自分で事業を興すにあたって人を雇用したり、投資家から資金を調達しなければいけません。人を採用するということはその人の生活を預かっているということであり、お金を調達するということは信頼が無くてはいけません。そのため強い責任感を持っているというのは起業家の特徴として挙げられるでしょう。
情報感度が高い
起業家は様々な情報に対してアンテナを張り巡らせる必要があります。それはこの目まぐるしく変化する世の中で事業を興す際には、常に新しい情報をアップデートし続けなければ他の競合に負けてしまうからです。起業家にとって情報というのは事業の成功を左右する重要な要素です。そのため常に新しい情報に触れる高い情報感度が不可欠です。
筆者の周りの学生起業家は毎日ニュースをチェックし、コミュニティ内でビジネスアイデアをアウトプットしている人がいます。ソフトバンク社長の孫正義さんも毎日愚直に情報に触れアウトプットしていたそうなので、起業家にとって必須の素養です。
なぜ起業家精神が必要なのか
ここからは今の日本において「なぜ起業家精神が必要なのか」について話します。
現在日本経済は低迷しており、2011年に中国に抜かれて世界第3位に転落して以降国際競争力が下がっています。またアメリカ発のGAFA(Google, Apple, Facebook, Amazon)やテスラ、中国の企業であるアリババ、テンセント、ファーウェイ といった新興企業が多数生まれている中、今年7月にテスラがトヨタの時価総額を上回るなど日本企業がかつての強さを失っています。(参考:時価総額でトヨタ超えのテスラ コロナショックで独走状態)
そんな中だからこそ起業家精神が必要です。経産省も危惧している通り、日本全体が国際的な競争力を上げるためには中国やアメリカのように世界をリードする起業家がいなくてはなりません。不確実性の高いこんな世の中だからこそ起業家精神を育むことが必要とされているのではないでしょうか。