学生起業の起業例 学生起業が失敗するのは
こんにちは、学生起業家のたつです。
筆者は今、大学3年です。大学に通いながら、今年の5月ころから、新規事業立ち上げ活動をしています。いわゆる“学生起業”というやつです。
今日は筆者の周りの学生起業家たちの実例を紹介していきます!
筆者は、ずっと起業に興味がありましたが、きっかけがつかめずにいました。大学生活3年目に入り、就職を考える時期になり、いくつか企業のインターンをうけてみたところ、、、
こう思ったんです。
「やっぱり、学生のうちに起業に挑戦してみたい!」
そう思って事業立ち上げ活動を始め、現在周りには多くの学生起業家たちがおり、過去の立ち上げ実績の知識なども得ました。学生目線で、紹介していきます。
成功例
廃棄野菜の販売
品質的に問題はないけど、形が悪いなどの理由で出荷できず廃棄になってしまう野菜を農家さんからタダで譲ってもらい、格安でセット販売するという事業。
コロナ禍で、フードロスも注目されている今、そんな社会問題に立ち向かうようなサービス。初期費用0、難しい知識も必要ないので、野菜をいただける農家さんと売る場所さえ確保できれば、立ち上げやすいのかもしれない。
ちなみに農家さんは我々学生に対して、優しく協力的な傾向があるみたいなので、パートナーとして進めていくとすれば心強いですね。例えば、筆者はこのあいだ飲食店経営者の方にひたすら電話リサーチを行いましたが、快く対応してくれたのは半分もなかったような印象でした、、
脱毛サロン紹介
脱毛サロンをインターネットで紹介し、契約料の何割かをもらうというサービス。アフィリエイトに近い仕組みの事業。
学生の立場をうまく利用するなら、ターゲットを学生に絞るのは一つの手です。学生起業家はそこからスタートさせる場合が多いと思います。学生へのリーチの多さや、同じ学生目線での紹介が競合に差をつけるポイントになるかも。
過去には、似たようなコンプレックスについての悩みに寄り添った事業を立ち上げた学生が、企業にその事業を売却した例もありました。
大学のコピー用紙広告
大学のコピー機の隣に無料の用紙を設置し、その用紙の裏に飲食店などの広告を貼っておくというもの。飲食店からの広告費で利益を上げるサービス。
学生に宣伝したい飲食店は多いので、契約一つあたりの利益額は大きいことが考えられます。ただこの時期問題なのがコロナで、飲食店はあまり広告宣伝費に積極的に投資してくれないかもしれません。
しかし、学生ならサークルや部活などで協賛をもらったりした経験がある人もいると思います。お店のためのサービスとしてやるので協賛とは本質的には違いますが、やる業務自体は似たようなところがあるので、始めやすい事業だと思います。
不用品の無料回収
家々をピンポンして回り、いらないものを無料回収して、メルカリやリサイクルショップに売るという事業。
このサービスはとくに根気が必要ですね。しかし、回収するエリアや回収する物など、工夫の仕方で結果が全く異なってきます。リスクが0であることに加え、自由な時間が多いという大学生の強みを活かした事業構造になってます。
過去には事業拡大して大きな収益をあげた例もあり、人間が生活する限り、不用品はなくならない資源なので、将来性、拡張性がある事業なのかもしれません。
失敗談
学生起業はこうして失敗する!
- リサーチ不足
- リーチ方法
筆者が、一番最初に立ち上げた学生向けのサービスの経験から述べています。
✕みんな使いたいんじゃないかな
〇どこのどんな人が、なにに困って、どういうことを提供されたらお金を払ってくれるのか
上の2つを比べてみれば明らかでしょう。
筆者は、WEB上で知らない学生同士が就活のための面接練習ができるサービスを立ち上げようとしていました。しかし、リサーチ不足で、顧客像を固めきれませんでした。その結果、自分たちのサービスの何を強みとして、アピールすればいいかわからず、似たようなほかのサービスに負けてしまうということが起こりました。
さらに、サービスに自信を持てたとしても、顧客にリーチできなければサービスとして、成り立ちません。筆者は、ツイッター、インスタグラムを中心に宣伝を行いましたが、なかなか拡散できませんでした。必要としている人に届けることは想像以上に難しく、たくさん方法があるなかから、適切な方法を選ばないといけないと思いました。
結果、リサーチ不足で自分たちの強みもわからず、顧客に届かない宣伝をし、立ち上げようとしたものの挫折しました。
この経験は今の筆者の糧となっています笑